消防操法訓練に関するツイッターに寄せられた主な意見  

〇ポンプ操法とかやっても実際の火災現場に行くと何をしたらいいか分からない。これじゃ駄目だと思う。ポンプ操法、検閲、出初め式は全て辞めて、3ヶ月に一回程度の火事を想定した訓練した方が良い。入ったばかりの団員は尚更分からないですよ!

〇コロナのおかげで操法大会、年末警戒、出初め式が中止になった。コロナ収束(終息)の前に完全廃止して欲しい。そして誰からも慕われ、誰でも入ってくれるようなまともな組織になって欲しい。

〇私の自治体の消防団ではコロナ前の2年前から操法大会がなくなっています。市長や団長の深い理解があって現実が変えられたと思います。最終的には行政トップの判断です。うまく情報を伝えることが大事だと思います。 地域防災力をあげる代替の手段があることも大事だと思います。

〇今までの経験から色んなパターンの火災を想定した訓練をした方が勉強になりますよね。 どこの部と中継するのか? 地形やホースの本数に応じた放水圧力をどう調節するのか? それらをどう無線で指示するのか? ポンプ操法なんかと違って実に合理的! 仮に操法が訓練だとしても時間と負担かけすぎ

〇操法の是非について「一定の効果がある」を許してはいけません 私たちはその効果は認識した上で、その費用対効果が低すぎることに反発しているからです。地域のため、災害・自然災害への備えを考えた時、操法より優先すべきことがいくらでもあるんです。

〇やっと本来の消防団の活動、地域の安心・安全の為またクリーンなイメージで若い人たちも入ってくれる消防団になれる希望が見えてきました。これ消防団だけでなく、なかなか声のだせない弱い立場の人たちの味方をよろしくお願いします。出来れば待遇改善について、お金じゃなく本当に必要な訓練、災害対応資機材、強制されない式典等を望みます。また本来本業のある人たちがプライベートや仕事の時間を削りながら活動してることを考え、自分が同じ立場ならどのように思うかを考えながら検討会が行われることを望みます。

〇全消防団員に操法についてのアンケートを取るのが1番我々の声がとどくとおもいます!

〇国会のYouTube見させて頂ましたが、みやじ議員の友情団結が高まる!などの事をおっしゃっていましたが、そんな事はとても感じられず、毎朝5時に始まる練習、夜6時にホースを片付けるなどストレス、疲労しかありません。1ヵ月間の苦痛の日々を考えると苦痛でしかありません。この1ヶ月は仕事も集中して出来ません。上の人達に言っても耳を傾けて貰えず、ただただ従う事しか出来ないのが現状です。アンケートを現場の活動している消防団員に取って貰えばわかると思いますが8割9割は反対意見だと思っています。いち早くアンケートをしてもらえる事を願っています。

〇本業を捨ててまで、演習の練習に時間を割いて、残業も出来ず、生活に支障が出ます。大事な休日さえ、消防での行事の打ち合わせ、演習で休めません。火災でやらない事やっても意味が無いと思います。火災に役立つ必要最低限のことさえ出来ればいいと思います。でないと、若い人も気軽に入る事も出来ず、少人数でやっている所は負担が大きくなるだけです。 私達は消防署の者ではなく、消防団です。

〇消防団の操法大会についての質疑応答拝見致しました。現場の声を取り上げていただきありがとうございます。3月8日現在、操法大会についてのメンバー選考等がはじまっております。大会廃止が不可能だとしても一定の基準見直しどうあるだけでも違うと思います。 例:訓練時間を一律にして厳しく制約。(私のところは2ヶ月前から週4〜5回の4時間の訓練です。) 負担が大きすぎます。また大会練習のほとんどが整列のタイミングなど実際の現場では役に立たないことが多いので、(整列のタイミングが合えば火が消えますか?) その大会の代わりにポンプ等の使用方法や動作を全員で訓練した方が余程有意義だと思います。大会やりたい人はやれば良いと思いますが、そうすると基本的に縦社会なので不都合が出るはずです。

〇操法大会を始めた理由は、消防団に消火活動の基本を広める為であったと思います。この目標は昭和の時代にすでに達成されました。現在の大会は競技として優劣を付ける為に、基本であった操法の難易度を無駄に高くしてしまい、実用性の欠如を招いてしまいました。 もう操法大会の存在意義はありません。

〇 めちゃくちゃ返信ツイート集まってますね! 絆や団結、たしかに素晴らしいものだと思いますが、その為に操法大会への練習を3ヶ月で100時間行う。費用対効果悪すぎませんか? しかも公務災害が起きまくってます。これを放置するのは主催の怠慢だと思います。

〇操法大会廃止だけでは入団者はあまり増えないと思います。入ってない方は消防団に魅力を感じてないわけです。新たに入団したくなるような魅力が必要です。報酬をトータル年間30万くらいもらわないと劇的には増えないと思います。自治体の財源が足りないと思うのでそこは国がしっかり補填するべきだと思います。他にも消防団、希望者への資格取得を国の補助金で ポンプ車の免許取得 チェンソー免許など 消防団員は税金、社会保障費などの減額があるとか 新たな魅力が無いと入団者は増えないと思います。

〇ドイツや台湾の義勇消防隊のように「競技化」した操法訓練を地域の特性に応じた「実践を重視した現実的な」訓練になるように見直して頂きたいと考えております。要は昭和時代の価値観から進化していない消防団の役割を、従来の夜警機能等々は残したままで、諸外国の義勇消防隊のイメージに近づけて頂きたいと考えております。規律の維持としては、基本教練や行進等を中学・高校の体育の授業の集団行動のようにさらっとやってから、放水までの 手順を一通り確認する事で充分ではないでしょうか。

〇ポンプの扱いを反復して、当たり前に迅速に使える事は大切だと思います。ただ大会をする意味は全く理解できません。大会の練習に何時間も費やすぐらいなら、みんなが集まれる休日の数時間をポンプ操作なり水利の確認なりに費やしたほうがよっぽど有意義です。団員の時間の無駄遣いです。

〇操法大会は負担が大きく私生活仕事に悪影響がでています。時間帯が不規則なトラックドライバーをしているのですが、この時期になると疲労がたまってしまい、正直いつ事故をおこすかもわからないような状態で運行しているときもあります。同調圧力に屈してしまう自分が情けないのですがとても苦しいです。

〇仕事をしながら(三交替勤務)操法大会の練習、大会するのがほんとにきついです。他のメンバーも八割三交替勤務なので人が集まらないから夜勤前とかにも集まって練習。操法大会を廃止にして年数回もっと意味のある訓練をした方がよっぽど地域の為になると思います。

〇操法大会は今やほとんどの方から忌み嫌われています。操法大会が廃止されない限り、消防団員確保はできませんし、勧誘する場合も『操法大会はなく、家族との時間も守られます』と言える消防団で無ければ誰も入りません。みんな忙しいです。また離婚や家庭内トラブルの原因にもなっています。

〇サラリーマン化が進み、団員各々就労形態も多用です。 練習してから本業で夜勤、又は前日夜遅く退勤して睡眠3〜4時間後に早朝練習とか大変でもチームに迷惑かけないよう必死にやりました。確実に本業でミスや事故を起こしかねない状況になります。

〇働き方も多様化し、共働きの家庭が増え、男性も育児に参加もしていることも考えて欲しい。毎日一生懸命にやってるのに、それに加えて過度に拘束される操法大会に向けた訓練は負担がおおきい。全国大会をするから、地方では県の代表を出さないといけなくなり、地区大会や県大会をしないといけない。地域によって消防車も違えば、装備も違うし、消防団の役割も違う。もっとその地域にあった訓練をした方がいい。また操法大会があることで、町の予算が増えます。こんな無駄が多い大会に向けた訓練にどれだけ金をかけるんだよ。もっと使うべきものがあるだろうと思います。

〇操法大会の大きなデメリットは選手の人に集中的に体力的、精神的負担がかかる、そして配偶者にもワンオペ育児による負担を強いる側面も持ちます。 その土地の弱点をカバーするような訓練または座学をやる方がいいと思います。海岸沿いは津波ハザードマップの確認や避難施設を確認など。

〇近年の多様化する災害形態の中で、消防団に求められるものは、火消しに限らず、行方不明者捜索、土砂崩れや河川氾濫への対応など地域性のある災害への対応など様々です。より実践的な防災技能の向上こそ必須であり、競技に費やす時間などないのです。操法大会の数ヶ月前だけ頻繁に練習するような団よりも、たとえ1ヶ月に2回、2時間でも自分たちの町や村の防災状況を確認し合い、基本技能をマニュアル化して整備、伝えていくことを実践する団の方が有事にはよっぽど役に立ちます。「郷土愛・地域の絆・誇り」という言葉や熱意だけでは地域を守れないのです。多様化する災害の前で、私たち団員が正しい知識の技能を持って対処できるような状況の改善を切実にお願いしたいです。

〇3交替をしていますが練習に参加しなくては行けない為、操法大会の時期になると3時間睡眠毎日寝不足の日々でいつ交通事故を起こすか、仕事中も眠くなってしまい、いつ怪我を起こすのかと不安で毎年鬱になりそうです。 そこまで命がけで操法大会の練習をしなくてはいけないのでしょうか?ボランティアでここまでやる必要があるのかと理解できません。新入団員は入ってくる訳ありません。 自分の地域でも全く入ってこないので20年は当たり前です。 もっと消防団が簡易的になるようよろしくお願い致します!

〇操法大会はコスパが悪すぎます。数ヶ月100時間以上訓練して、レベルアップするのは選手の数名だけ。他の団員は少しの手伝いだけに駆り出されます(数十名) 操法の中でもポンプ操作や、ホース延長などは実火災でも役立ちますが、その他の過度の規律やシンクロ動作は役にたちません。消防団が行う訓練は税金で行われています。しかも昼間別の仕事をしている団員を、数ヶ月にわたり約100時間も拘束して行う訓練です。盲目的に前例踏襲するのではなく、費用対効果を考えて、訓練内容を見直す事が必要(操法大会の廃止)だと思います。

〇消防団は行事や競技会のための組織ではありません。規律訓練は最低限でOK。操法は競技としてではなく、放水の手順を習得するためのツールとして活用すべきなのに、一部の熱烈な操法信者によって全体が迷惑を被っています。団員減少の問題。ウェブで調べればネガティブな事で埋め尽くされている。現状の旧態依然とした状況で入りたいという人はいません。時代に合わせた訓練内容にアップデートするべきだと思います。

〇地方で移住者獲得に向けた仕事をしている者です。地方から人が離れていく要因の一つに消防団や青年団等のしがらみがあることを感じます。操法訓練の廃止は現団員の負担軽減のみならず、地方創生の大きな一手になると考えています。

〇消防大会向けの非実践的で競技的な訓練の強要に嫌気がさし消防団を退団しました。これだけ全国の消防団員から廃止の要望が出ているのにお決まりの返答を返してくる元消防庁OBがトップの消防協会にも正直支持できません。上の人間が考えを改めなければ消防団の衰退は待ったなしでしょう。

〇操法大会廃止を希望します。ただただ負担です。農家をやっていますが生育期から収穫期が操法の練習時期と全く同じです。3歳、1歳の子供も居るので、妻にも非常に家事育児で負担をかけています。火災用の訓練に限れば他の方法があると思います。アスリートじみた大会は一般人には不要です。