政府ヒアリング その27「水害・土砂災害からの避難に関するWG」(内閣府)

政府ヒアリング その27「水害・土砂災害からの避難に関するWG」(内閣府)

中央防災会議に設置された「平成30年7月豪雨による水害・土砂災害からの避難に関するワーキンググループ」の検討状況について、内閣府からヒアリングを行いました。

今回の西日本豪雨災害を教訓として、水害・土砂災害に対する避難対策の強化を図るために設置され、田中淳東京大学総合防災情報研究センター長を座長とし、岡山大学の前野詩朗教授や、広島大学、愛媛大学の教授、兵庫県豊岡市長、日本テレビ鈴江奈々アナウンサー(なぜ?)等13名が委員となっています。

論点は、

① 防災気象情報等の情報と地方公共団体が発令する避難勧告等の避難情報の連携
② 災害リスクと住民の取るべき避難行動の理解促進
③ 高齢者等の要配慮者の避難の実効性の確保
④ 防災情報の確実な伝達

等で、年内の取りまとめをめざすとのこと。

このWGに連動して、内閣府、厚労省、国交省、農水省、消防庁、気象庁の局長級メンバーが集まる会議も発足し、各省庁が洪水対策、土砂災害対策、治山対策、ため池対策等を検討するとのこと。

まさに、これまで私が主張し続けてきた項目を検討するWGであり、その成果を大いに期待したいと思いますが、中途半端に終わることのないように、十分議論を注視してまいります。