東京都議会選挙の結果を受けて(その2)
「真の解党的出直しがなければ、本当に解党しなければならない」
11日の会議で、高井崇志衆院議員は蓮舫代表と野田佳彦幹事長を前にこう批判し、抜本的な党改革が不可欠だと訴えた。
本日の某全国紙朝刊でこのように報道された。
現在、民進党は「東京都議選の総括会議」をブロック別に開催しており、その会議(非公開)での私の発言の一部が報道された。
私は取材を受けておらず、一部だけ切り取られて報道されるのは誤解を招きかねないので、私の発言全体をお伝えしておきたい。
〇東京都議選、「最悪の結果は免れた」との声があるようだが、私は「最悪の結果」だと思う。安倍政権がこれほど批判されたのに、民進党はその受け皿にならなかった。自民党以上の敗北だと受け止めるべき。勝った5人はいずれも日常活動の成果であり、民進党公認はマイナスにしかなっていない。
〇幹部の皆さんにお伝えしておきたいことがある。民主党結党時からずっと党を支えてきた人たちから「もう解党するしかない」と言われている。私が維新の党から立候補した時に一番怒っていた人たちにそう言われる。これは深刻な事態だ。
〇昨夜の「橋下×羽鳥の番組」で玉木議員が「解党的出直しが必要」とコメントしたところ、橋下氏から「そのセリフはもう聞き飽きた」と言われた。これが大多数の国民の声だと思う。
〇今度こそ、真の「解党的出直し」が必要だ。これができないならば、本当に解党するしかない。