内閣・厚生労働・文部科学合同会議にて、「子ども・子育て支援策の課題」について関係団体よりヒアリングを行いました

内閣・厚生労働・文部科学合同会議にて、「子ども・子育て支援策の課題」について関係団体よりヒアリングを行いました。

「NPO法人女性ネットSaya-Saya」の松本和子代表理事からは、「DVを受けた女性の立場から、現在超党派の議員連盟で検討中の『親子断絶防止法』は廃案にすべき」との要請を受けました。

また、「全国学童保育連絡協議会」の池谷潤事務局長からは、
① 学童保育を児童福祉施設として位置づけるべき
② 市町村の責任を努力義務ではなく、明確に法律に位置づけるべき
③ 国の負担割合を1/3から1/2に引上げるべき
④ 指導員の処遇は資格と業務に見合うものとすべき(国家資格とすべき)
⑤ 母子・父子家庭の保育料の減免制度を設けるべき
等々のご提言を頂きました。

質疑応答の時間となり、私から池谷事務局長に対して、先日視察に伺い、内閣委員会でも取り上げた「岡山県が全国に先駆けて取組んでいる発達障害児に対応する作業療法士の活用」について意見を求めたところ、「この件は、岡山県の糸山会長から報告を受けており、年末に出す『厚生労働省・内閣府に対する要望書』には盛り込みたいと考えている。高井議員には内閣委員会で学童保育の問題を取り上げてもらって感謝している。」との言葉を頂きました。

学童保育へのニーズは年々高まっていますが、まだまだ国会で取り上げられることが少ないので、これからもしっかり役割を果たしてまいります。