「ポケモンGO」について国会でも議論になっています

「ポケモンGO」について国会でも議論になっています。

先日は民進党「総務部門会議」で、本日は超党派「オンラインゲーム議員連盟」で議題となりました。

国会議員や役所(内閣官房サイバーセキュリティセンター、消費者庁、総務省)からは、「ポケモンGO」によるトラブルや規制に関する発言が多かったのですが、私は全く別の観点から、次のように申し上げました。

「ポケモンGOはAR(拡張現実)技術を活用した画期的なゲーム。ARは近い将来、私たちの生活に身近で無くてはならないサービスになる。既に雲にスマホをかざせば雨が降るか否か予測できるサービスが登場し、医療や防災等分野での活用が期待されている。やがて人にかざせば自分との関係性や相性などを教えてくれるサービスも提供されるだろう。問題は、ポケモンGOは日本企業が開発に携わり、フィールドテストも日本で行われたのに、アメリカやヨーロッパでまず発売され、日本には2週間後(30カ国目)にようやく発売されたこと。日本で最初に発売すれば、『問題点ばかりがクローズアップされ、規制される』との企業側の判断があったようだ。こういう日本の『出る杭は打たれる』風土を変えていかなければ、日本の技術や経済の発展は無い。」

オンラインゲーム議連の河村建夫会長や松原仁事務局長からは、「その通りだ」と力強い言葉を頂きました。

ご出席いただいたデジタルハリウッドの杉山知之学長の話によれば、「既に日本のARの取組みは米国・欧州・中国に比べて1年以上遅れている」そうです。政府を挙げての支援体制を構築することが急務です。