政府ヒアリングその①「災害廃棄物問題」(環境省・内閣府・総務省)
倉敷市真備町・総社市下原地区やその近隣に大量の災害廃棄物が集積している問題についてヒアリングを行いました。
これまで自衛隊400名が搬出作業に携わってきましたが、本日から更に1000名が追加で投入されます。他自治体からは、現在、大阪市、神戸市、赤磐市から応援が入っており、民間では、産業廃棄物事業者が入っていましたが、本日新たに一般廃棄物事業者にも協力を要請したとのこと。
私からは、「被災地からは『今一番解決して欲しい問題』との声が大きい。自衛隊には更にお願いしたいし、自治体の応援も増やしてほしい。なぜ3市だけなのか?もっと多くの自治体に応援を頼むべきではないか。」と申し上げました。
環境省の課長(廃棄物適正処理推進課)からは、「この問題は岡山県だけでなく広島県や愛媛県でも発生している。また各自治体も通常業務があり、余っているゴミ収集車はほとんどなく難しいが、検討したい。」との回答でした。
確かにそうかもしれませんが、これだけの非常事態です。改めて「最優先で取り組んで欲しい」と申し上げ、環境省だけでなく、防災全般を担当する内閣府、自治体間の連携を担当する総務省にも同じことを申し上げ、政府を挙げて全力で取り組むよう要請しました。