6月29日は岡山人にとって忘れてはならない「岡山大空襲」の日
6月29日は岡山人にとって忘れてはならない「岡山大空襲」の日。
1945年6月29日午前2時43分。米軍のB-29爆撃機約140機の攻撃により、岡山市内は焦土と化し、1734名がお亡くなりになりました。未明の急襲のため、空襲警報が発令されず、死者が多数にのぼったそうです。
私は、衆議院議員1期目の時、縁あって、「空襲被害者等援護法を実現する議員連盟」の事務局長を務めておりました。全国の空襲被害者は50万人を超えると言われていますが、政府が発表する公式な数字はありません。軍人・軍属には50兆円を超える補償を行ってきた政府は、民間人である空襲被害者に対しては1円の補償もしていません。空襲被害者からの訴訟に対して、最高裁判所は「立法(国会)で解決すべき問題」と判決していますが、未だにこの問題は解決できていません。
私の落選後は、東京大空襲の被災地江東区が選挙区の柿沢未途代議士が事務局長を務めてくれています。柿沢議員とともに一日も早い「空襲被害者の救済」を新たに心に誓う日ともなりました。
岡山市の「戦没者追悼式」に出席。ご遺族の代表の方が、憲法9条の条文を全文読み上げられ、「平和を守りたい」とおっしゃったのが印象的でした。