「消防操法大会の廃止」ツイッターに寄せられた意見
消防操法大会の廃止について、4月15日の衆議院災害対策特別委員会で質問したところ、全国各地の消防団員の皆さまからご意見が寄せられました。
主なものをまとめましたので、ご紹介します。
- 私の以前勤めていた大手製造業の工場にも 「自衛消防組織」があり、月1回の大会に向けた操法訓練をやっていました。 工場の近所の社員が選ばれて、訓練に参加すると休日出勤扱いになりますが、色々と負担が大きいと言っていました。
- 操法大会を廃止してその分のお金と時間で地域に合った災害訓練などを増やせるようにしてください。 地元が被災経験があるのにも関わらず操法練習ばかりしてて他の技術が素人同然です。
- 操法大会の廃止は我々末端の消防団員の悲願です。 また、周りの国会議員の方々も巻き込んで頂きありがとうございます。 コロナ禍で各地で大会が中止の今、消防団員はこのチャンスを逃してはいけないという想いです。 よろしくお願いします。
- 私の自治体では、消防団中心に団員の安全を確保しながら様々な方策で防災力を維持する立派な防災計画書を策定し具体的に訓練内容や頻度まで記されていますが、実際に行っている訓練はポンプ操法大会開催と服装点検兼ねた規律訓練だけです。 地域のニーズを汲む気が無い団は誰の為の組織なのか疑問です。
- 操法大会は税金の無駄遣いな点。全国操法大会専用の高額なポンプ車や用具が数多くあり、操法を好む幹部がいるとそちらを購入し、災害に配備すべき用具が買えなくなる。人命が後回しになっています。報酬の配分が不平等。団の会計前年強襲、分団の会計も監査せずに団の交友飲食に使われている。しかし幹部はきちんと報酬貰っている。議員を招いての会食費用も幽霊団員や団員が貰うべき報酬から出ている。ここは議員さんも同罪です。目的のズレ。 消防団の目的は家財や人命を守る事だと思いますが、全国操法大会に出る事が目的になっていたり、伝統とか絆とか数値化されないような曖昧な言葉に踊らされ無駄な式典に疲弊しています。災害が多発し人口減少、取捨選択の時期です。担当者のマンパワー不足。現状を変えるには労力が必要ですが、現場では圧倒的に不足していると思われます。消防庁が操法大会廃止を断行するとか、報酬個人支給の手法手引きをサポートしないと毎回見てきた総務省ガン無視で終わります。
- ボランティア消防団OBの者です。 操法訓練は、訓練を通して先輩との親睦が 取れるので、無くなってほしくないですね。 自分は転校生だったので、消防がきっかけで 年上先輩と会話する機会が増えて、退団しても つながっています。
- 操法大会を廃止して消防操法をやりましょう! 各ポジションで1人のエキスパートを育てるのではなく、全ての団員が全てのポジションをできる事を目指しましょう。 団員が負荷なく続ける事ができる持続可能な消防団作り、何卒宜しくお願い致します。
- 私の地域では、操法大会前に2ヶ月間、週5~6日で2時間以上練習があり、チーム競技のため休めません。その後格納庫で酒飲みがあるため、拘束時間は4時間ほどあります。期間中は眠気と疲労で本業は疎かになり、身体・精神への負担で若手は入団しません。高井議員、よろしくお願い致します。
- 毎年、夏、気温35度の広いアスファルトの駐車場で操法大会をやらされます。長ったらしい開会式閉会式と合わせて地獄の一日です。日頃の練習も大会当日も、強制労働みたいなものです。仕事や生活に支障が出ます。
- 全国消防操法大会が中止となり、県下でもコロナ感染拡大が治まらない中で我が自治体は操法大会は中止になりましたが、「操法運動会」と改称して操法大会が開催されます。 自治体は操法大会は中止としている為、実質操法大会なのに知らんぷりです。感染のリスクに晒されながらの訓練に、責任の所在も曖昧で不信感しか感じません。団員をなんだと思っているのか。そこまでのリスクを背負ってまでやるべき事とは思えません。不信感と何も変えようとしない自治体にやるせなさを感じながら訓練しています。そんな状態で訓練しても意味があるのでしょうか
- 私たちは自分の時間や家族との時間を削って『式典』『操法大会』をやりたいのではありません。あくまで自分の住んでいる地区を守る為であり、操法大会はその本来の消防団のあり方から大きく外れていると思います。 大会や式典の伝統を守りたいのであれば別組織として保存会でも作ってください。
- 今現在も操法大会の練習を行って来ました。 仕事への影響、家族への影響、自分自身の身体への影響、、、数えきれない負担が大きいです。 地域の安全安心よりも操法大会でのいい成績を取る!これがメインになっています。 何の為の消防団かわかりません。
- 操法大会だけではなく、ボランティアなのに儀式化している特別点検、出初めにもフォーカスしてください。
- 「操法は訓練のため必要」というならあくまで「訓練」としてやれば良いだけです。 「避難訓練」に「全国避難競技大会」が存在しないように、競技大会の必要は全くありません。
- 私生活を捧げる消防団員に一筋の光が見えてきました。とにかくまずは代々続く悪習慣の根絶、ゆくゆくは形を変えた消防団活動など夢が広がります。本当に心の底から応援しております。
- 私の住んでいる地域は限界集落で、団員の定員割れ&高年齢化が進んで行くにつれて残った団員の負担が増えている現状を踏まえて大会の廃止を訴えています。 地域を守るため短期間での訓練や座学などはあるべきだと思います。
- 操法大会の廃止後負担が増えてしまっては意味がありません。私の所属消防団は通水機具点検時ホース、無線機を使い実践を想定した訓練を月1程度で行っています。全員がポンプから筒先まで扱え、火災現場で戸惑いません。無駄なイベントが増えない様切に願います
- 全国共通アンケートの実施をお願いいたします。 操法大会に限らず。 例えば、総務省消防庁がインターネットを利用し、所属の分団が分かる範囲で。
- 操法大会を税金で開催するなら団員育成にどれ程効果があるのかを検証、説明すべきです。
- 操法大会のある年には 年間500人もの人が 保険適用の届出のある 怪我をしています。 自費での治療を強制されるのを 含めると相当数が 怪我をしています ソレが無くなるだけでも 大会を止める価値が 有ると思います。 基礎訓練で不必要な 本業に差し支える 怪我をしたくありません よろしくお願いします
また、操法大会を推し進めるのは 今、消防団に必要な教育をおこたる 行政の怠慢の様にも感じます。 新しい指導は手間が係る! だから操法大会の 練習やらせておけば良い! もし、こんな考えが有るなら 操法大会を廃止しても 次には似たような問題が起きます!
- 古参団員の意見よりもこれからの若手団員の生活様式にあった活動にする事が必要と思います。 また怪我が60%以上が操法で発生と言うのも一般常識からは異常です。
- 現在、消防団に横行しているパワハラ等の案件を考えると、一般団員には救済機関や相談窓口等の仕組みがありません。我慢するしかなく、自殺に追い込まれる事もあります。救済機関、窓口の仕組みを作って頂く事はできないでしょうか?因みに市町村側は消防団幹部との繋がりが深く対応して貰えません。
- 分団によって違いはあると思いますが、少なくとも私の地元は全員嫌々行っています。本業を持つ団員の貴重なプライベートの時間が実務に役立たないシンクロ動作などによって搾取されています。操法を廃止し、中継送水方法などの実務的な訓練の拡充を希望します。
- コロナ禍で操法大会は2年連続中止になったのですが、困っている消防団を知りません。その影響で予算は自動車買えるほど余っていますが。 ワンオペ育児が無くなった団員の妻、社会人である団員本人も喜んでおります。 どうか、来年から団員をあの地獄の日々に戻さないで下さい。お願いいたします。
- 現在の検討会の内容を拝見しましたが、消防団員の気持ちとは遠い資料もございました。残念な気持ちを持っております。操法大会も自分達は負担にならないよう言っている等、自分達は助言しているから悪くないと言わんばかりです。 現実はまったく違います。
- 大会は中止したけど、発表会と名を変えればOKとの屁理屈で強行してるところもある様です。その様な現状をツイートをされてる方がいました。本当に大人なんですかね?余りにも発送が幼稚で。
- 消防訓練としてそこまで操法が重要ならば、本職の消防士にこそ操法大会があって然るべきです。無い現状は、不要ということに他なりません。単にイベント開催したいがためのこじつけのような大会に働き盛り世代や子育て世代の多くの消防団員が苦しめられています。どうか操法大会を廃止してください。
- 当市町村でも操法大会廃止のメリットは大きいです 消防界の救助大会も同様、労働安全衛生規則違反まみれの、現場では行わない技術の研鑽税金無駄遣いの運動会、廃止していただきたいです住民サービスから著しく逸脱しております
- 日頃の政治活動お疲れ様です。 私は、消防団員です。入団して5年になりますが操法大会には2回、2番員として出場しました。 本当に嫌で嫌々やってました。 操法大会反対です。廃止にしてほしいです。 大会前の練習は強制、選手だから仕方ありませんが圧力みたいな威圧的な感じで指導されて大会に臨んだのを今でも鮮明に思い出します。 私は、岩手県の北部の消防団で活動していますが5月30日大会を行うみたいです。 辞退する分団もいて私は、市の消防団の窓口の防災安全課に電話しました。 「他の分団が辞退しているのになぜ大会を中止にしないんですか?」と聞いた所、「中止にしないが各分団で話合って出るか出ないかは決めてください」とキッパリ言われました。 私は、ただの団員で小心もので上の人に意見を言ったりできない性格なんです。そういう団員の人は黙って従えって事ですよね? 何も言えなきゃ従えって軍隊と同じでただのパワハラ集団ですよ。 団員の処遇の話もありますが消防団員への活動費を増やせば団員は増えるとありますがまず、 操法大会の廃止、 団員への活動費を団員の通帳に直接入れる、 飲み会、コンパニオンを入れての飲み会を廃止、 出初式、防災訓練などの廃止、 消防団の活動の内容を改善する事が必要だと思います。 むしろ、消防団ってのは廃止にして周り近所の人たちが火事の時に集まってみんなで火を消す、日中なら会社の人たちが集まって火を消すようにするばあえて消防団が居なくても対処できると思います。 消防団のあり方をどうぞ国会で取り上げてもらってより良い消防団、活動をできるようにしていただきたいです。よろしくお願いします。
- 静岡県で消防団活動をしている者です。 ゴールデンウィーク明けから操法訓練が開始します。コロナ禍で、マスクなし至近距離での指導、とてもコロナになってしまうのではないかとても怖いです。
- 操法大会の廃止について訴えて下さると言う事なので言わせて下さい。 県大会や全国大会の出場を目指す地域では、練習期間が長期間、時には年間を通じて常時行われる場合が多く、消防団員は本来正業に就いているのが原則であるにも関わらず、幹部やOBなどの圧力により過剰な練習を強要され、自分や家族、職場にまで多大な負担を強いられることもあった。既存の団員の離脱にもつながることから、近年では「競技大会の為の訓練」から、現場での応用を目指した活動に活路を見いだす消防団も出てきている。 過剰な訓練を行った後、心筋梗塞等により死者が出るケースも存在する。最近では平成17年5月、操法訓練後に心筋梗塞に陥り消防団員が死亡する事故が発生している。訓練には大変無理な動きも多く、練習期間も長期に及ぶために、練習の過程で怪我をする消防団員もいる。平成17年度における操法訓練に伴うけが人は、災害認定されたケースだけで500件を超えている。さらには平成27年には操法技術の未熟さを苦にした消防団員が自殺をするなど、精神的な負担も負わされている。消防団員は本業を持っている団員がほとんどのため、怪我をした際には仕事や家庭にも多大な支障をきたし、多くの犠牲を払うことになる。
- いつも総務大臣や、消防協会は団員の一体感や士気の高揚を図るとか決まり文句しか言わないです。それしか言えないのでしょうか? コロナで緊急事態宣言が出ている中全国大会をギリギリまで開催しようとしてたこともありえないです。先日、やっと中止が決まり2年連続操法大会は中止ですが、これを機に操法大会廃止にして欲しいです。
- 団員、関係者へのアンケートをお願いします。 アンケートを全国に行わないのは操法大会反対が多いのが、わかっているからわざとやらないのです。卑怯です。 しっかりとアンケートを取り、正々堂々とみんなの意見を反映して頂きたいです。消防団は地域に必要ですが、操法大会は全く無意味です。操法大会のグッズが消防協会で販売しているのも意味わからないです。学生の部活か?と思います。その利益と消防団を奴隷のように大会に参加させてなり立っている消防協会、消防庁が許せません。
- 私の夫が消防団員です。 先日、全団員にアンケートが実施されました。その結果は批判や不満だらけでした。その結果をお見せしたいものです。アンケートの結果を踏まえた上で、上層部の会議で操法大会実施が決まる。操法大会実施に疑問をもった2分団が自主辞退。さらに3分団が自主辞退。全国操法大会が中止になる。町での操法大会中止が決定。アンケートの結果はひどいものでしたが、それでも操法大会を中止にできませんでした。全国操法大会の中止が決まってやっと、町での大会も中止となりました。いくらアンケートを取っても意味がないことが明らかになりました。1番上の組織が変わらなければ何も変わらないということです。