厚生労働省事務次官の村木厚子さんをお迎えしての、維新の党・民主党・共産党3党合同勉強会に参加しました
厚生労働省事務次官の村木厚子さんをお迎えしての、維新の党・民主党・共産党3党合同勉強会に参加しました。
村木さんは、厚生労働省の課長時代に、検察の強引な捜査でまったくのでっちあげ事件で有罪になりかけた方です。今回の刑事訴訟法改正、特にえん罪を防ぐための「取調べ可視化」について、ご自身の体験から、様々なご意見を伺いました。
●検察官からは、はっきりと「供述を変えさせるのが私の仕事だから」と言われた。
●「やってない」という供述は一切調書には書いてくれない。
●部下の証言を見せられて、「この人は嘘をつく人ですか?」と聞かれ、「いいえ」と答えると、その証言を認めたことにされる。
●「あなたがやってないなら、部下がやったことになるね」と暗に部下の逮捕をほのめかす。
●「認めないと、あなたがやっているNPO活動に迷惑がかかるよ」
●「今認めれば、執行猶予が付くし、保釈金も安くなるよ」
●「認めないと、別のことを取り調べるよ」
等々、聞くに堪えない検察官の尋問手法に一同あ然としました。
結局、捜査を受けた10名中5名がうその証言にサインさせられたそうです。
更に驚くべきことに、村木さんは、直接文書を偽造した被告とは一度も話をしたことがなかったのに、調書では何度も話しをし、そのセリフまで書かれています。
このような現実があることをもっと多くの方に知ってもらい、一日も早く、抜本的な検察改革を進めなければなりません。
Facebookより