本日は、ペットの同行避難の現状把握に努めました。
本日は、ペットの同行避難の現状把握に努めました。
まずは岡山県動物愛護センターと倉敷市保健所に伺い、岡山県内の同行避難の現状を確認しました。現在、岡山県内9施設で43頭の犬猫が同行避難しており、更に、岡山県獣医師会の尽力により、動物病院等に約80頭が一時預かりされています。
その後、特に被害の大きかった倉敷市真備町において、ペットとの同行避難が認められている穂井田小学校、岡田小学校、二万小学校を訪問しました。
穂井田小学校は総社市からもペットの同行避難を受け入れており、体育館に避難している9世帯21人全員がペットと同行避難しています。全ての部屋にゲージが置かれ、ペットフードなどの備品も充実していました。まだスペースに余裕があり、40人ほど受け入れ可能で、問い合わせも何件かあるそうですが、被災現場から10kmほど離れているのがネックで躊躇される方が多いそうです。
岡田小学校は、現在も約300名が避難する真備町最大の避難所ですが、2つの教室を同行避難専用にしています。ただ、簡易型クーラーが入っていますが、効きは十分ではなく、また物資も滞りがちとのこと。また周囲に気を使いながらの避難生活の様子でした。
二万小学校は、先日まで同行避難者が居たそうですが、スペースが狭いため穂井田小学校へ移り、現在ペットはいないとのことでした。
今後、仮設住宅へ移住するにあたっても様々な課題が予想されます。引き続き、ペットの同行避難の状況についてはフォローしてまいります。