超党派「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」動物愛護法改正PT開催
超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」動物愛護法改正PT(第12回)を開催し、「動物虐待」をテーマに議論を行いました。
動物虐待に対する罰則は、動物愛護法改正の度に強化してきましたが、未だに「動物の殺傷罪(2年以下の懲役)」が「モノの器物損壊罪(3年以下の懲役)」より軽いなど、刑罰の軽さが動物虐待の一因となっています。
また警察の体制が不十分で、検挙をしても、逮捕・起訴に至るケースは極めて少ないことも判明しました(昨年度の検挙件数66件のうち逮捕されたのはわずか6件)。
逮捕・起訴が少ないのは、証拠の立証が困難であるからで、アドバイザーの細川弁護士からは「動物虐待を無くすためには、動物取扱業と飼い主に対して強い規制(飼養管理基準の明確化等)が必要である」との指摘もありました。
またアドバイザーの杉本彩さんから、「動物虐待に対する厳罰化とアニマルポリスの設置を求める署名」がわずか1ヵ月で5万筆集まったことが報告されました。
「こうした点を改善できるのは立法措置(動物愛護法改正)だけ」と出席者一同から強い要請がありました。我々立法府(国会議員)の責任は重大です。
動物を大事にする国民の皆さまの期待に応える動物愛護法改正となるように全力を尽くします。