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伊藤詩織さんからお話を伺いました

2017年12月13日たたかい日記

12月6日、「超党派で『準強姦事件逮捕状執行停止問題』を検証する会」が行われ、伊藤詩織さんからお話を伺った。

伊藤さんから概ね以下のようなお話があった。

〇世界で一番安全だと思っていた日本でこんなことが起こるとは思ってもみなかった。私みたいな思いをする人を二度と出したくないという思いからこの場に出てきた。

〇スウェーデンでは病院に24時間レイプ被害者が相談できる窓口がある。日本では相談窓口はほとんどなく、東京にも1ヵ所(しかも郊外に)あるだけで、職員も2名のみ。病院にレイプキットがあるのは14都道府県のみ。

〇性犯罪捜査のガイドラインは15年前に作られており、「被害者は入れずに再現する」となっている。しかし現場ではほとんど守られていない。

〇警察からは「よくあることで捜査は難しい」と言われ、被害届すらなかなか出させてもらえなかった。

〇当時、高輪署に全ての捜査資料があり、警視庁の刑事部長が(逮捕の必要性を)判断できるはずがない。

〇逮捕しなかった理由を警視庁捜査一課に訊ねたところ、「著名人で逃亡の恐れがないから」との答えだった。著名人なら特別扱いされるのは許せない。

以上のお話を踏まえて、私から、出席していた警察庁捜査一課の理事官に対して、以下の質問を行った。

(高井)「著名人だから逃亡の恐れがない」という理由で逮捕しないことがあるのか?

(捜査一課)そういう理由で逮捕しないことはない。

(高井)ならば伊藤さんに嘘を言ったのか?では、どういう理由で逮捕しなかったのか?

(捜査一課)個別の事件にはお答えできない。

(高井)理由もなく、刑事部長の独断で逮捕するしないを決めていいなんておかしいだろう。逮捕するには理由を示すのだから、(逮捕状が出ているのに)逮捕しないにも理由を示すべきだ。

(捜査一課)個別の事件にはお答えできません。

旧知の弁護士によれば、日本の警察は世界一「ブラックボックス」だそうだ。「だから世界一の治安が維持できるのだ」という警察の自負があるそうなのだが、そんなものはエリート主義そのものであり、決して許してはいけない。

これまでも国会(警察を所管する内閣委員会)で質問をしても、警察庁は特に「木で鼻を括った」答弁を繰り返してきた。こういうことを許さないために、国民を代表して我々(国会議員)が居るのだと信じている。この件はこのまま終わらせるわけにはいかない。

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