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「リベラル」の対義語は「保守ではない」?

2017年11月23日たたかい日記

立憲民主党の勉強会で、東京工業大学の中島岳志教授から、「リベラル保守」についての講話をお聞きしました。

よく間違われるのですが、「リベラル(寛容)」の対義語は「保守」ではなく、「パターナル(権威主義)」です。

「保守」はフランス革命への反省から生まれた概念です。人間の理性を過信するのではなく、良識や伝統、慣習を大切にする考え方です。しかし、「復古」や「反動」とは違います。
(ちなみに、右派・左派とは、フランス革命時の議会で、右側に座る人たちが革命反対派、左側に座る人たちが革命派だったことに由来する言葉だそうです。)

中島教授は「保守」は長年続いた老舗のようなものだと説明します。老舗は何も変えないのではなく、常に改革しながら、伝統を大事にしている。そういう精神、「漸進主義」だと。

安倍政権は歴代自民党政権が守ってきた「慣習」をことごとく破ってきました。集団的自衛権の憲法解釈のみならず、例えば、「NHK会長に政権寄りの人を任命しない」など。決して明文化されてはいないが、長年守られてきた慣習を壊してきました。

安倍政権に「保守」を語る資格はない。その通りだと思います。

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