「科学技術・イノベーション議員連盟」にて、「中央銀行デジタル通貨について」お話を伺いました。

会長を務める「科学技術・イノベーション議員連盟」にて、日本銀行の副島豊フィンテックセンター長から「中央銀行デジタル通貨について」お話を伺いました。

「なぜ日本ではキャッシュレスが進まないのか?」と尋ねたところ、

「日本では銀行ATMが発達し、偽札もほとんどないため、

現金の使い勝手が良いから」との答えが返ってきました。

更に、「日本銀行はキャッシュレス政策には後ろ向きなのか?経済産業省主導のキャッシュレス政策をどのように評価しているか?」と尋ねると、

「現金の流通にはコストがかかるのも事実で、購買履歴等データを活用した新たなビジネスの創出などの経済効果を考えると、キャッシュレスは進めていくべき。経済産業省が取り組んでいるQRコードの統一などの政策はうまくいっている」

との答えでした。

世界中がキャッシュレス社会に向かう中で、日本だけ現金主義を貫くのは得策とは言えず、我が国もキャッシュレスを推進すべきです。