現在、岡山県内の避難所68ヵ所に733世帯2336名が避難生活を送っています。

現在、岡山県内の避難所68ヵ所に733世帯2336名が避難生活を送っています。

このうち倉敷市真備町からの避難者数は2099名と大半を占めます。

倉敷市真備町内にある3つの小学校(岡田小学校、薗小学校、二万小学校)以外にも、真備町から倉敷市内13小学校に700名近くが避難しています。

中でも最も避難者数が多い第二福田小学校を訪問してきました。

第二福田小学校の避難者は全員が真備町の住民ですが、真備町からは車で40分近くかかります。なぜここまで避難してきたのか聞いてみると、避難した際に乗せられたバスがたまたまこの小学校へ向かうバスだったとのこと。「希望してここへ来たわけではない」とのことでした。

避難所は、様々な情報が整理して掲示されている他、美容室の案内があったり、ロッカーや冷蔵庫、郵便ポストがあったり、いろいろな面で避難者に配慮が行き届いた理想に近い避難所だなと感じました。

ただ、炊き出しは8月2日からようやく始まったばかりとのこと。岡田小学校(347名)や薗小学校(209名)がテレビで取り上げられることも多く、安倍総理や枝野代表、嵐も訪れるなど注目されているためか、炊き出しも充実しているのですが、二万小学校(230名)や第二福田小学校(147名)などは避難者数の割にはまだまだ不十分と感じました。

今後は、炊き出しと避難所とのマッチングも課題と感じました。