ボランティア組織と連携して、マッチングしていかなければなりません。

昨日、立憲民主党の森山幸治岡山市議からの要請で、岡山市北区牟佐地区のニラ農家の手伝いに行ってきました。

熊谷で観測史上最高の41.1度を記録し、岡山市も朝7時から暑い。

旭川があふれ、ニラ畑に大量に入り込んだ土砂を取り除く作業なのですが、炎天下の中、日陰のまったくない畑のど真ん中での作業は過酷を極めました。

狭い畝の土砂を取り除く作業のため、重機を持ち込むことはできず、人の手でやるしかありません。

しかも、農林水産省に確認したところ、

「重機を持ち込むような大規模な作業は公的支援の対象になるが、人手による作業は公的支援の対象にならない。」

との冷たい回答。

「それはおかしい」と制度の見直しを強く申し入れましたが、次のニラの栽培は待ったなしで議論している時間の余裕がありません。

聞けば、この地区の農家の方々は、より被害が大きな地域に遠慮して、ボランティアの要請をしていないとのこと。すぐに岡山市ボランティアセンターに支援を要請するように伝えました。

連日報道されている被災地には多くのボランティアが集まっていますが(それでもまだまだ足りませんが…)、牟佐地区のように支援が全く入っていない地域は他にもたくさんあると思います。

まだまだ人手が足りません。ぜひ一人でも多くの方にボランティアに参加していただきたいと思います。

また我々政治や行政は、全国から来てくださったボランティアが効率的に配置されるように、支援が取り残される地域がないように、「災害支援ネットワークおかやま」等のボランティア組織と連携して、マッチングしていかなければなりません。