予算委員会で質問に立ちました。

予算委員会で質問に立ちました。

最初に取り上げたのは「天下り問題」。昨年1月に文部科学省の組織的な天下りが発覚した後に全省庁調査が行われましたが、この調査結果が公表されたのはなんと通常国会閉会の前日。4か月半もかけて行った調査はお手盛りもいいところですが、この間ずっと国会が開かれず、今日ようやく梶山行革担当大臣に質問することができました。

憲法53条の規定に基づき召集を要求した臨時国会はいっこうに開かれず、98日後にようやく開かれたと思ったら即解散。総選挙後に特別国会が開かれたのは131日後。なぜ国会を開かなかったのか?憲法違反ではないか?という点について、菅官房長官と横畠内閣法制局長官に質問しました。

麻生財務大臣には、なぜ財務省だけ「60日でメールを自動破棄するシステム」を導入しているのか?を問いました。「サーバの容量が足りない」との答弁ですが、野田総務大臣に同じ質問をすると「総務省ではメール破棄システムの必要はない」と明言。なぜ財務省だけサーバの容量が小さいのか理解に苦しみます。

続いて河野外務大臣に対して、安倍政権の海外支援のムダ遣いを問いました。特に昨秋来日したイバンカ米大統領補佐官が設立に関わった「女性起業家イニシアチブ基金」は、当初4年間に分けて拠出する予定だったのが、急きょ補正予算で57億円一括計上することとなった理由を問いましたが、納得のいく答えは返ってきません。

更に、日米原子力協定が今年7月に自動延長されますが、米国とどのような交渉を行っているのかについて問いました。河野外務大臣からは、「米議会などで日本のプルトニウム保有に懸念があることは承知しており、日米で緊密に連絡を取って対応したい」との答弁がありました。また世耕経済産業大臣に対しては、核燃サイクルは破綻しているのではないか?原発国有化のコストはどのくらいか?について質問いたしました。

これだけの大臣に直接質問できるのは予算委員会だけです。これからもチャンスがあれば、予算委員会の質問に立ちたいと思います。